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渡邊企画 公式ブログ第2回

【第2回】3Dスキャナ導入事例と活用プロセス

こんにちは、渡邊企画です。前回は、3Dスキャナによる設備設計のメリットを
お伝えしました。
第2回目では、3Dスキャナを使ってどのように計測し、そのデータをどのように活用するか紹介したいと思います。

なぜ、3Dスキャンで計測するのか→今までは人の手で測定、規模が大きくなればなるほど時間と手間がかかり、人手がたくさんいるのが現実です そこで 3Dスキャンを利用
3日が3時間そんなことが可能となります。

1. 3Dスキャン~設備設計の一連の流れ

  1. スキャニングの準備
    • スキャナ機器のセットアップ、測定方法(ノウハウあり)
    • 現場の安全確認・対象物の選定
  2. 3Dスキャン作業
    • 3Dスキャナで全体をスキャン
    • 計測しづらい箇所は測点を変えながら複数回スキャン
  3. データ処理モデリング
    • 点群データのノイズ除去
    • 必要に応じてCADソフトウェアに変換
  4. 設計・検証
    • 3Dモデル化して図面での検討が可能に
    • シミュレーションや干渉チェックを実施 
      現存物もモデル化して移動

2. 実際の活用事例

  • 古い配管設備の更新
    • 図面が存在しない老朽化した配管ラインをスキャン。3Dモデル化して更新設計を行い、既存ラインとの接続部分の干渉や寸法ミスを事前に回避。
  • 生産ラインレイアウトの再構築
    • 各装置の配置を3Dスキャンで正確に把握。レイアウト変更に伴う動線や安全スペースをシミュレーションしつつ無駄を削減。
  • 既存建築図も作成
      設備だけでなく、建築図も作成 当社だけの特徴で建築士さんの業務をお手伝
      いします。

3. ポイントと注意点

データ量の管理: 高精度でスキャンすればするほどデータ量が膨大になるため、必要な範囲や精度を事前に設定しておくと効率的。

入り組んだ建物:工場なんど装置、配管などがいリンクでいると面積の割に時間がかかりますが、データーにしてしまえばもう現場にいかなくてOK PCすべて見れちゃいます

高いところ:屋根や高層の建物などは、ドローンの出番となります、当社では協力会社様とドローンにて3Dスキャンが可能で上のデーター、下のデーターをあわせてモデリング→CADへ

次回は、3Dスキャナによる設備設計におけるコスト効果や、実際の設計プロセスのもう少し踏み込んだポイントなどに触れていきたいと思います。お楽しみに。

とても便利な3Dスキャナ まだ経験していない方はお気軽にお問い合わせください。

株式会社 渡邊企画 渡邊

2025・4・20

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